【ホコリがたまってきた時のメンテナンス】
ファブリックにホコリがたまってきた場合、柔らかいブラシを使って生地の目方向へ向かって軽くなぞるようにブラッシングしてあげてください。そうすることで、ホコリを効率的に取り除くことが可能です。
また、“掃除機”を使う方法もあります。
風量は最弱に、優しくなでるようにファブリックを清掃します。
強い風圧は生地を傷つける可能性があるため、注意が必要です。
【ファブリックが汚れてしまったときのメンテナンス】
・広範囲に汚れてしまったとき
広範囲にわたる汚れが生じた場合は、
きれいな状態を保つためにドライクリーニングをおすすめします。
・少しだけ汚れてしまったとき
軽度の汚れには、以下の手順が効果的です。
- 汚れてしまった部分の裏にあて布を挟む。
- ↓
- 3%程度に薄めた中性洗剤を湿らせたウエスを硬く絞って、
- たたき込むように汚れている部分を取り除いてください。
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- 水を湿らせたウエスを硬く 絞って、洗剤を取り除いてください。
- ↓
- 汚れと洗剤をきれいに取り除いたら、最後に柔らかい布でからぶきをしてください。
【臭い染みが気になるときのメンテナンス方法】
湿気などでついてしまったニオイはカビの原因にもなります。
ニオイが気になってきた場合は、カバーを取り外して風通しの良い場所で日陰干しをしましょう。
これにより、生地がフレッシュな状態に戻ります。
【クッションのヘタリが生じたときの豆知識】
羽毛クッションを使用している場合は、空気が抜けてしまうことがあります。
その際は、クッションを両手で挟んでトントンと叩くと、空気が入って膨らんでくれます。
【クッションとファブリックカバーを長く使うためのポイント】
クッションとファブリックカバーを長持ちさせるためには、定期的に置きクッションの入れ替えを行ってください。同じ場所に長時間クッションを置いてしまうと、どちらかに偏ってしまいます。
入れ替えを行うことで、より長く快適に使用していただけます。
以上が、ファブリックカバーのメンテナンス方法に関するご紹介でした。
普段は気にかけていなかったところを、定期的に意識することで長くきれいに保つことができます。
ぜひ参考にしていただき、日ごろのお掃除にお役立てください。