ENENの想い
ENENの誕生背景とブランドで大事にしていること
ENEN誕生の背景
在宅勤務が劇的に増加し、多くの人が自宅で過ごす時間が増えたことから、心地よさがより求められている住環境ですが、家具業界の価格面において二極化が進んでいます。
使い捨てを前提に作られた安価な大量生産、大量消費商品に慣れ親しむ一方、少しグレードの高い家具を求めると突然価格帯が高くなり、「買い替えた方が安い」ことに合理性を感じ、生活や好みの変化で買い替える選択が一般的となりました。
しかし、持続可能な社会の実現に向けて、「使い捨て社会」から「循環型社会」への転換が求められています。
当社は、「ECで販売されている家具は安いけど心配」、「使い捨て家具から長く使える家具に変えたい」といった課題を、約50年に渡って培ったモノづくりのノウハウを活用し、最新のXR技術を導入して解決できるのではないかと考えました。60万件超の会員様へ店舗向け什器・備品を製造販売し、4万件超の店舗設計施工実績を活用して、「環境に優しく、コストコンシャスで、ライフスタイルに合った家具で暮らしを楽しんで欲しい」という想いから、2020年にプロジェクトを発足し2022年に新会社・新ブランドの立ち上げに至りました。
ENENブランドについて
「ENEN」は、ブランドビジョン「家具で生活を楽しくする」のもと、スマートな生活を実現する機能性と、生活の変化にともなう様々なタイミングで導入しやすい普遍性のあるデザインを追求し、「品質と価格のグッドバランス」を掲げています。既にお使いの家具にも馴染むよう、シンプルでありながら、それでいて、どこか存在感を感じられるデザインやカラーバリエーションで仕上げています。
ENENを代表するオリジナル家具「KUUM(クーム)」シリーズでは、豊富なバリエーションで、モジュール家具ならではの可変性を提供します。例えば、KUUMソファでは、家族が増えたり、引っ越しなど生活の変化に合わせて、1人掛けから2~3人掛けに増やしたり、アームの付け外しが可能です。毎日触れる家具だからこそ、落ち着いて安らぎが感じられるような、ちょうど良いカタチ、色、質感や、座るクッションの硬さはもちろん、その厚みまで徹底的にこだわりました。また、品質として問題はないものの、見た目の優劣で捨てられてしまう材料の活用や、エコ素材の積極利用、商品の修繕、廃棄品の再利用などにも取り組みます。
ENENブランドネームに込めた想い
ENENは、持続可能な社会の実現に向けた循環を表す「円」と、それを共創するお客様と家具との「縁」を大切に、家具を通じて、誰もが気軽により良いライフスタイルを楽しめる社会を創造してまいります。