2023年9月30日(土)、ENEN自由が丘店にて4回目となるワークショップを開催しました。今回の内容はマーカーペンを用いてドット(点)で絵を描くドットアートです。普段なかなか体験することが少ない貴重な内容でENEN初のアート系ワークショップとなりました。
ENENのブランドメッセージは「気軽に家具を楽しむライフスタイルを」。
家具以外にも気軽に楽しめる雑貨も多数扱っています。そのひとつが“Art”です。
今回の講師、Momoさんをご紹介いただいたConteは「生活のためのアート」を掲げアートのある生活の素晴らしさをもっと多くの人に体験して欲しいというポリシーをお持ちです。ENENもその思いに共感し、額装アートを数多く取り扱っております。その作品の一つにMomoさんのドットアートも含まれています。
Momoさんはオーストラリアの先住民アボリジニが描くドットアートに感銘を受け、つまようじを用いた点描アートを制作するアーティスト。カラフルな色彩でかっこいい作品のドットアートを生み出されています。
ご参加のお客様には一枚ずつベースに配色済みのキャンバスを選んでいただき体験スタートです。どうやって描こうとじっくり悩んでいる方、まずは手を動かして気の向くままに描き始める方。お客様ごとに考え方・進め方が異なり、見ているだけでも大変興味深い工程です。
迷っているお客様へ気さくなMomoさんから【アートに失敗はない】【何かである必要はない、何かに見えたら描けばいい】【自分の定めたルールを壊す】等、人生にも通じるような名言が贈られました。
最初は手が止まりがちなお客様もリズムを掴むとテンポよくドットを描かれていました。
ドットの密度によるグラデーションで立体的な表現をされるお客様、ドットを繋げてライ表現されるお客様… 線ではなく点で色々な表現を模索されていました。ドットは一つだと点ですが集まると面も線も表現できる無限の可能性を秘めていました。
悩んだら作品を少し離して眺めてみる、キャンバスを回転させながら描いていく…など様々なアドバイスをいただきながら、「その時に考えていることをダイレクトに表現できるのがドットの良さ」という言葉どおり、思い思いのイメージの作品が出来上がっていきます。
抽象的なデザインのお客様、生き物など具体的なイメージのお客様…まさに十人十色のアートが仕上がっていきます。
お隣や向かいのお席のお客様同士でもお互いの作品を鑑賞したり、店内に展示しているMomoさんの素敵な原画を観てインスピレーションを得たり、皆様集中しながらも楽しんで制作されていました。完成した作品は最初のデザインから個々のオリジナリティを反映したどれも素敵なものばかりで世界にひとつだけのアートとなりました。「家のどこに飾ろうか?」と完成したアートを眺めながら楽しそうに考えていた姿が印象的でした。
【点を打つだけだがいろんな表情が出る】というMomoさんのお言葉どおり、同じマーカーを使用してもお客様によって全く異なるアートが生まれました。これこそ本当のアートの楽しみ方と感じました。
はじまりは一つでも色々な可能性があり、自分に合った好きな作品を完成させる。これはENENのモジュラー家具にも通じる部分があります。そんな繋がりを実感したワークショップとなりました。
今回のワークショップも多くのお客様にご応募いただきましたが早々に定員となってしまい、お席のご用意ができないお客様には大変申し訳ございませんでした。
引き続きENEN自由が丘店では“生活を楽しくする”内容のワークショップを企画してまいります。オンラインストア、Instagram、自由が丘店LINEでも告知させていただきますので今後ともENENをどうぞよろしくお願いいたします。
ENEN 自由が丘店 高道